ハンゲショウは、ドクダミ科の多年草です。
名前の由来は、夏至から数えて11日目、半夏生の頃(2016年は7月1日)に花を咲かせることに由来する説と、葉の一部が白く変化する様子から「半化粧」とする説があります。
花は、その周辺の葉と同じく白ですが、花が咲き終わる盛夏の頃、白い葉の部分は色落ちして緑色になります。
花期に葉が白くなるのは、虫媒花であるために、虫を誘う必要から、このように進化したのではないか、といわれています。
虫媒花型の野生植物のうち、最も多い花の色は白です。