午前8:00、気温は19℃、カシガリ山方面から吹いてくる西南の風は爽やかです。
八ヶ岳の青い山並みは、そこだけに漂う曇り空に隠れています。
長く咲き続けてくれたヤマボウシの花も、傷みが激しくなり、ニシキウツギやノリウツギも果実を結ぶ準備に入ったようです。
ニッコウキスゲ・フタリシズカ・イブキトラノオ・ハクサンフウロ・ケブカツルカコソウ・ジャコウソウ・ウスユキソウ・オダマキ・シモツケソウ・ウツボグサ・コウリンカ・シロバナヘビイチゴ・ヒヨドリソウなどは、そんな車山の薄暑に咲く花です。
ハナチダケサシもドウダンツツジの木陰で、小さな株ですが、小さな白い花序を付けています。
やがてヒヨドリソウの花の周辺で、アサギマダラが飛び交うようになると、紅色が鮮やかなシモツケの花が咲き揃います。