年別アーカイブ: 2017年
ハハゴクサとオギョウ(御形)
2017年9月6日
春の七草と言えば、セリ、ナズナ、オ(ゴ)ギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロです。この中のオギョウ(御形)が、キク科ハハコグサ属の越年草のハハコグサです。 ナズナと同様に、日本各地の道端・田畑の畦地・人 …
東白樺湖の湖畔、黄金アカシヤと黄色いアサザの花
2017年9月5日
濯ぎ女(すすぎめ)に 莕菜(アサザ)の花は ゆるるなり (奇楓) アサザは、白樺湖の水底を這う地下茎から水中茎を伸ばし、長さ4~12cm、幅4~9cmの楕円形の、基部が深く切り込まれた、水面に浮かぶ葉をつけます。 6月頃 …
カボッチョ山から車山高原、ススキの花穂
2017年9月2日
霧ヶ峰高原を代表するススキの高原です。強清水、蛙原、イモリ沢、麦搗き沢、そして車山高原です。 イネ科の多年草で、カヤとも呼ばれます。ススキの穂を、動物の尾に見立てて尾花(おばな)とも呼びます。中肋の部分は白色です。 …
「緑響く」御射鹿池
2017年8月27日
カラマツなどの樹木が、幽玄な深緑の池の水面に、より一層、鮮やかな濃緑となって映し出されていました。 ほとりのヒメスゲのモスグリーンが、明るく美しい! この御射鹿池には、つがいの鴨が住んでいます。 深甚な静寂に包まれる水面 …
庭の中のコオニユリ
2017年8月22日
テラスに座って モズの地鳴きに 聞き入っていた 自由自在に 心から 流れ出てくる思いにひたり 自分に 好意的な運命が 幸福な 瞬間々々だけを 味わわしてくれる 白樺に寄り添う コオニユリの花 手折らんとして近づけば …
夏深し、車山高原
2017年8月21日
はなやかな夢を 描きながら、 みなぎる日々を、 重ねながらも、 実ることも、叶うこともなければ、 自分の生涯を、 憎むこともなく、 車山高原の涼風に、 その身を、さらして、慰めればよい。
今、車山高原に釣り鐘の音が、静かに流れています
2017年8月20日
ほのかに光を浴びて、一つのツリガネニンジンの花が咲いていました。 手よ、すべての仕事をやめよ、 ひたいよ、すべての考えを忘れよ、 私の五官はみな まどろみの中に沈もうとする。 魂はのんびりと 自由な翼で浮かび、 夜の魔法 …
雨雲の晴れ間にホシガラスの地鳴き轟く!
2017年8月5日
霧に濡れながら、静かに飛翔する秋茜の群れがあった! 心の中が、しみじみとした情感に満たされます。 その一群は、二人の頭上を舞いながらついて来るようです。 霧の晴れ間から、日が差しかけると、秋茜の羽根が鋭い光を反射させます …
爽涼な青紫の花
2017年8月4日
キキョウは、中国名の「桔梗」の字が、「キチコウ」と読まれ、それが転じ、「キキョウ」となったようです。また、キキョウの根がしっかりと充実しており、「硬直(こうちょく)」であることにもよります。 平安時代の和名抄(931 …
車山では盛夏に咲くキキョウ
2017年8月1日
車山高原では、つぼみが徐々に緑から青紫色に変りながら裂けて、7月下旬頃から、5から7枚の花弁が開き、星型の色鮮やかな青紫色の花を咲かせます。 車山の昼と夜の寒暖差が、花の色を一段と際立てさせます。 花弁 (petal …
最近のコメント