津金寺(つがねじ)は 長野県北佐久郡立科町にある天台宗の寺院
サクラとサンシュユが 満開の時季を迎えています
寺の裏山は ケヤキ カエデなどの広葉樹林帯の斜面
丁寧に管理された 紫色のかれんなカタクリの花が
いたる所で うつむいて咲いています
嫋やかな 白いアズマイチゲの花も 目立ちます
清楚な シロバナエンレイソウも 開花したばかり
木漏れ日に 寄り添うニリンソウの花は いつも慎ましやかです

天正10(1582)年 織田信長の信濃侵攻の兵火により焼亡し 境内は荒廃
天正14(1586)年 小諸城の城主となった松平康国の助力により再興
以後 徳川将軍家から朱印地を授かり 寺門は維持されました