巨木化した白樺の半日陰の根元で、ポツンと一人で立って咲いていました。
日照りを避けて、明るい爽やかな風の通り道、石垣を覆う苔の温もりがある所でした。
マスクをせず、ひとりのんびりと庭の手入れしていたら、偶然見つけました。
随分と地味な花ですが、生態は複雑そうです。
葉間から伸長した花茎から、淡緑色の蜘蛛の子を散らしたかのように見えます。
蜘蛛散り草が訛ったのでしょうか。