今、現在、車山高原のレア・メモリーの庭に咲いている花の数々!
レンゲツツジは驟雨にもめげず今でも美しい!
漸くナナカマドとベニウツギ (タニウツギ;谷空木)も咲き始めました。
南側の暖かな斜面には、ミツバツチグリ・アマドコロ・オダマキなどが目立ちます。
ニシキギの木陰では、サクラソウ・ニリンソウなどが未だに咲き続け、
この二、三日では、キイチゴとグンナイフウロの白い花も小群落を作っています。
前庭の東側、広いエリアでは、白樺の根元の涼しい所を選んで、エンレイソウ・チゴユリとウマノアシガタ、所々でマムシグサが不気味に鎌首をもたげています。

ゲーテは1,970年に『植物変態論』という本を出版しました。文豪ゲーテは、劇作家でもあり、更に植物学はもとより、地質学・気象学などの自然科学の分野でも多くの業績を残しています。
ゲーテは『植物変態論』で、「花は葉のメタルフォーゼ(変形)である」と記しました。ゲーテは、従来の植物研究に拘らず、その詳細でしかも正確な観察により、現代の自然科学の分野に多くの業績を残しています。
そのゲーテの仮説は、それから20年後の1,991年、遺伝子レベルで実証され、花を作る遺伝子に異常がある個体は、花が咲くべき位置に葉が生えることが実証されました。