レア・メモリーの前庭のタカネザクラは、5mくらいの樹高があります。
ダケカンバと同様に多雪にも耐え、車山で最も遅く咲く桜です。
車山湿原のタカネザクラも、そろそろ開花するでしょう。
枯れたように見えたミヤコザサの葉も、だいぶ緑を濃くし始めています。
オオカメノキ(大亀の木)も、両性花を取り囲むようにして白い装飾花をつけています。
素朴に見えて、見つめてみれば、清純な美しさを感じさせます。
亀の甲羅のような形をしたちりめん状の葉が名の由来です。
虫が好んで食べるので「ムシカリ(虫狩)」の別名がつきました。
「虫喰われ」と呼ばれ、「ムシカリ」に転訛したという説もあります。
今日もウグイスの囀りがやみません。
時々、キジの甲高い鳴き声も木魂します。
モズが、赤い新葉を開き始めたモミジの梢に止まっています。
なぜ、モズはいつも不機嫌そうな顔しているのでしょうか。