7月4日、車山高原のニッコウキスゲは、散見される程度です。
レア・メモリーの石垣では、タカネバラ(高嶺薔薇)が、淡紅色の5弁の花を開きました。

ビーナスラインの富士見台のニッコウキスゲは、週末には、期待できるのではないでしょうか。
未明の富士見台の眺望からは、八ヶ岳・富士山・甲斐駒ケ岳・北岳・御嶽山・乗鞍などの山々が青山となって、次第に、浮かび上がってきます。
それからです。
天狗岳・硫黄岳・横岳・赤岳・阿弥陀岳・権現岳など、八ヶ岳の長い稜線が、茜色の光背に包まれるのは

富士見台のニッコウキスゲは、近年、目覚ましい復活を遂げています。
シカ対策に努力されている方々のお陰です。
草花の植生も180種までも戻り、
一次は、20株まで減り、
絶滅の危惧が懸念されたマツムシソウも
確かな回復の兆しが観察されています。