車山高原では、ススキの花穂が目立ち始め、シラヤマギク・ツリガネニンジン・ワレモコウ・マツムシソウ・ハハコグサなどの秋の花が楽しめます。
八島ヶ原湿原では、緑の浮島に花のように点在するヤマウルシの紅葉が美しい!

『野菊の墓』の野菊は、「シラヤマギク」でしょうか?
「真に民子は野菊の様な児であった。民子は全くの田舎風ではあったが、決して粗野ではなかった。可憐で優しくてそうして品格もあった。厭味とか憎気とかいう所は爪の垢ほどもなかった。どう見ても野菊の風だった。」

霧ヶ峰高原から東へ望めば、「信濃には八十の高山ありといへど、女の神山(めのかみやま)の蓼科われは」と伊藤左千夫は詠みました。