赤ソバ(高嶺ルビー)は、タデ科ソバ属の1年草、そのためか、今、八島ヶ原湿原に花の群落を作っているアキノウナギツカミ(秋の鰻攫)も、タデ科イヌタデ属の1年草ですから、随分と似ています。
花序や葉の形もそっくりです。
現在、上伊那郡箕輪町の「赤そばの里」では、日本でも珍しい赤そばの花が、一斉に華麗に咲き誇り、青天下、あたり一面に紅色の輝きを放っています。
9月下旬の今日、見ごろを迎えています。ヒマラヤから持ち帰った「高嶺ルビー」という品種です。東京ドームほどの約4.2ha広さ、その周囲の森の緑を背景に、見渡す限りのルビーの輝きは、南アルプスの気高い甲斐駒ヶ岳や、一際目立つ堂々とした雄姿の仙丈ケ岳が、遠望できる高台にあります。
歩いてまわると最短でも30分くらいはかかる広大さです。