車山高原の雪解け、枯葉の中の根生葉は、越冬したショウジョウバカマのロゼットです。
厚くつややかです。
ショウジョウバカマは、早春、雪解けとともに、新たに、花茎の周囲に、今年の根生葉を広げます。
そのロゼットの中心から、花茎を伸ばして、淡紅色から濃紅色の花を、短く総状花序に密につけます。
多年草で、車山高原や霧ヶ峰の、乾燥したススキの枯野にも適応しています。
雪解けと同時に、4月には、フキノトウとショウジョウバカマの花が、顔を出します。