車山高原 さわやかな初夏の信州 6月の日記
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 車山高原レンゲツツジ(6月5日撮影)
 遊歩道を 車山湿原に向って 歩きます 左側の 下る 斜面に 白い花のコバイケイソウの小群落
右手の 車山の山頂に上る斜面には  その緑色が美しいヤマドリ ゼンマイが .
 新緑の車山高原
  車山高原は、3月下旬ころからフキノトウが採れるようになります。早速、天ぷらにして食べました。これからは山菜の季節になります。ヤマウド・カンゾウ・コシアブラが次々と美味しそうな新芽を出し始めます。楽しみなレア・メモリーの山菜料理の季節の到来です!
 4月下旬、車山高原恒例の新緑前の山焼きをすますと、5月中旬から高原に様々な花が咲き始めます。フデリンドウやショウジョウバカマが春の訪れを告げ、スミレ・ニリンソウ・スズランなどが小さな可憐な花を咲せます。やがて大門街道沿いに、ヤマブキが黄色い花を咲かせ、車窓の渓流風景を一段と趣き深いものにしてくれます。6月には朧雲(おぼろぐも)の下、若草に覆われた春の草原を、群生するレンゲツツジが朱色に色付けをします。少し肌寒い高原の爽やかな風と、穏やかな温もりがある陽光が、散策する身には、ほどよい季節となります。
 
2015年 6月の日記
美しいバイカウツギ咲く
 車山高原の 
  ミズナラの樹そうに
  腹部が あざやかな 
  レンガ色の 
 ヤマガラが 飛来します

 小高い カエデに 
  羽をやすめた時
 そのさえずりは 
  控えめでした
  
 蓮華ツツジは
  さきに散り
 うの花が 今 盛りです

 トウヒ(唐桧)の
  丈高い樹頂で 
 カッコウの鳴き声
  梅雨空に 木魂します

 バイカウツギの 
  優しげな花が
  散ってしまいそうな カッコウの鳴き響きでした
(2015.6.30[Tue])
美しい白樺湖のアサザの花
 編笠山の東方   富士見高原の 
 上空に 
 暗い こごり雲  3つ棚引く
 高層雲が 
 灰色の影となり  富士の姿を隠した

 すでに 
 花芽を膨らます シモツケの茂で
 カワセミの 
 かすかな囀りが  聞こえたようだ

 白樺湖の並木  黄金アカシヤの 黄緑の若葉が
 梅雨明けの 
 陽射しを透かして 光輝を放った

 池一面に満ちる 黄一色に花上がりする 5弁のアザサの大群落
 初夏の陽射しに 映える若草が 稜線を描く 車山高原を背景に
 鮮やかに 穏やかに 時を静止させる光景は 余りにも優しすぎる

 アザサの花は 9月中旬 一段と輝き
 10月初旬まで 限りなく 多くの花を咲かせ

 突然下される 諏訪の北山を襲う
 長く 厳しい 吹雪を忍び 
 全面結氷する 苛酷な試練に耐え 雪解けに そなえます
(2015.6.29[Mon])
岡谷市湊「小坂観音院」の紫陽花
 彩秘めて 
 山ふところの 
 山紫陽花  荻野千枝

 「小坂観音院」の
 紫陽花が 
 諏訪湖と 
 山影の青を隔てて
 梅雨晴れの 
 青空より 
 鮮やかに輝いています 

 「小坂観音院」由来の 十一面観音は 漁夫  の網に掛かり 
 諏訪湖から
 拾い上げられ
 ここに安置されました
 永正3(1506)年、室町時代の仏像です

 境内には 多くのカエデ ナラ類が自生して
 山門の サワラ並木は 樹齢400年以上
 そのサワラに ブッポウソウが 5月中旬になると 飛来して
 育雛して 立秋頃 飛び去ります
2015.6.28[Sun]
車山高原にコヨシキリ囀る
 梅雨空が 
 忽然として 晴れ渡り
 車山に 雲一つない 
  蒼穹が広がる
 澄明な光が 
 アヤメ・オダマキ・グンナイフウロウ・ウツギなどが咲く
 初夏の車山高原を 
 隈なく照らしている
 その梅雨晴れの陽射しを 
 穏やかに はね返す
 涼やかな 風が流れた

 僅かに咲き出す 
 ニッコウキスゲの花びらに 
 潤い優しく 露を残す 
 その姿に 
 誘われるかのように
 コヨシキリが なぜか せわしなく 囀る 
2015.6.27[Sat]
車山高原の7月の風景
 車山高原の 
 過ぎし日に 
 心を馳せる度に  浮かぶ風景

 白樺湖の
 大門峠から 
 車山の頂まで
 万遍なく 
 遡上する 
 ニッコウキスゲ   の大群落は
 
 青く澄んだ夏空が放つ 
 ぎらつく 穂先のような光を 
 優しく 高原の大地に 導き 吸収してみせた

 旺盛な 繁殖力を誇っていた ニッコウキスゲ
 今 ようやく 防鹿柵の成果があがり 
 車山高原で 復活の兆しが 見えてきた

 今と昔が 渾然となり その境目が 掻き消える日が
  再び 訪れるのだろうか 
(2015.6.24[Wed])
松本 弘長寺の紫陽花
 弘長寺の 
 庭の一隅に咲く 
 大輪の 
 青い紫陽花の  根元に 
 陰りがあり

  紫陽花や 
 藪を小庭の 
 別座敷           芭蕉

 弘長寺は 長野県松本市にある 真言宗智山派の寺院
 
 信濃のアジサイ寺として有名です
 弘長元(1,261)年 五代執権・北条時頼の六男 良田郷の領主・北条政頼が病没し
 夭折した我が子を哀れみ 時頼は 高野山報恩院の開祖憲深の弟子 憲正大阿闍梨を派遣し 弘長3年に 政頼を弔うために建立

 「紫陽花が ほつかり咲いて 青むとき」 
 父の大きな 温もりがあり

 「紫陽花が 雨にうたれて 色を濃くする」 
 その姿に 
 逆境に あらがう 父の姿が宿 ります
(2015.6.23[Tue])
車山の夏を告げるニッコウキスゲ
 大陸の方から 
 寒波が南下する 
 梅雨時の 
 薄青い空の 日々ですが

 確実に 緑野の色を 変えてきています
 キボウシの葉先の色は 硬く 濃い緑に染まり 
 猛々しい 夏の陽射しにも たえられる準備をはじめています

 夏は 知らぬ間に おとずれ
 かつて 車山高原を 占有していた ニッコウキスゲが 
 新たな 季節を 呼び寄せています
(2015.6.22[Mon])
車山高原にアヤメ咲く
 かすかな朝靄に   悠然と 
 肢稜をのばす 

 車山高原の彼方

 未だ 眠り呆ける 霧ヶ峰高原に

 重層たる白き積雲 たなびく

 車山高原の草木は 未だ 若き緑

 朝まだき 鮮やかな青紫の 
 アヤメ咲きそろう
2015.6.21[Sun]
白樺湖にアサザ(浅沙)咲く
 
 常緑の 
 可憐な浮葉から 
 花茎をのばして

 浅沙が 
 五弁の黄色い 
 小さい花を 
 咲かせています 

 穏やかな きれいな 
 水面に

 自生地する 
 ほとんどが

 1つ 2つのクローンです
2015.6.20[Sat]
車山の梅雨時の花
 
 梅雨入りの情報

 日光キスゲ アヤメ コバイケイソウ 
 今咲き誇る

 流れる 白い卯の花の 
  木陰に

 露に濡れた 
 黄色い 日光キスゲが 
 咲き初めると

 薄曇の 緑野のそこだけが 
  明るくなります
(2015.6.19[Fri])
車山のニッコウキスゲの花言葉
 ニッコウキスゲの花言葉は
   心安らぐ人

 梅雨にうたれて 
 しぼんでしまった
 レンゲツツジの高原で

 アヤメや 
  コバイケイソウの花々を 

 観賞しながら 散策する 
  あなたが

  そよりと 向かい風を 
   さけた横顔に 

 浮かんだ 
  花言葉だったのですね
(2015.6.18[Thu])
踊場湿原のヤマドリゼンマイ
 「池のくるみ」の
 北側一面に 
  明るい緑の 
ヤマドリゼンマが 
 群生しています

その先には
若草色に染まる カボッチョ山の 
のどかな山容と

台地のように 
南に広がる 
カシガリ山の 

西の斜面をおおう
濃い緑のモミやカラマツの樹叢が 
眺められます

これが 薄暑の「池のくるみ」の風景です 

ヤマドリゼンマイには 山取り薇 山鳥薇 
二つの和名があります

キジの地鳴きが こだまする
 車山湿原でも 日当たりの良い 山沿いに群生します

「食べられる」という イメージが強い シダ類ですが
実際に食用にされているもは
ヤマドリゼンマイ ゼンマイ ワラビ コゴミなど 限られています

 オニゼンマイは 味も風味もないので 通常 食べません
 黒い胞子葉がつきます

 ヤマドリゼンマイの方は 黄褐色です

シダ類の苦味は強烈で
採ってから 迅速に 下処理しないと エグ味が増します
採った新芽の綿を取り 多めの水で茹で
柔らかくなったら茹で上げ 
 水切りをして 少し冷します
それからも、軽く揉みながら 水分を抜きます

下処理をしたゼンマイは 
日光にさらすように 広げて干し
乾燥中も時々揉んで 堅い部分が残らないようにします
乾燥しきると 堅く青く縮んで 嵩もかなり減ります
この状態で 一年近く 保存できます

諏訪地方では ヤマドリゼンマイを ゼッタと呼んで
煮物や和え物にして 楽しんでいます
(2015.6.17[Wed])
車山湿原のレンゲツツジ 2015.6.15.
 今年ほど レンゲツツジの紅の花が 豊富で
 きれいな年は なかったと思います
 霧ヶ峰自然保護センターの方も 感心頻り!
 車山肩に立って 見渡せば レンゲツツジの花が
 車山湿原の遊歩道に沿って 車山の中腹まで
 咲き誇る光景が 目の当たりにできます
 北側の 蝶々深山の若草色の草原が 背景ですから
 見事な色合いとなります
  
 遊歩道を 車山湿原に向って 歩きます
 左側の 下る斜面に 白い花のコバイケイソウの小群落
 右手の 車山の山頂に上る斜面には
 ヤマドリゼンマイが 遠目にも 美しい緑野を展開しています
 ズミの白い花は 一部の木々に おもかげを残します

 ウグイスの囀りが頻り その間に割り込む カッコウの鳴き声
 時々 車山湿原の底部から 無粋な ドラミング
 と思ったら キジのオスの ケッケーンという鳴き声でした
 ドドドドッと 羽を打ち付ける「ほろ打ち」だけは止めてほしい

 残念なことに 今年も 車山湿原の湧水地の 
 コバイケイソウは 芳しくありませんでした
 そこに広々と繁茂するレンゲツツジは いまだ花は蕾で くすんでいます
 標高が低く 南に面しているので 一番早く咲くかと思いましたが
 冷たい 亜高山帯の湧水地であれば まだ時が掛かるのでしょう

 しばらくは レンゲツツジの花の群落が 楽しめるようです
(2015.6.15[Mon])
ビーナス・ライン のレンゲツツジ
 白樺湖の 
 大門峠辺から
 車山高原・霧ヶ峰・八島ヶ原高原と
 美ヶ原高原へ向かって 
 ビーナスラインを走ると
 今現在 咲き誇る
 レンゲツツジの 大群落に 
 圧倒されます

 車山肩から 車山の山頂を 目指して登り
 途中 振り返って
 眼下にするのが
 車山肩から 強清水の方へ
 なだらかな 曲線を描きながら 下っていくビイナス・ライン
  
 その周辺の風景と
 両サイドに咲く 
 レンゲツツジの花が 霧ヶ峰高原全体を 
 一つの広い花器として 盛花されていました
2015.6.14[Sun]
霧ヶ峰高原 園地のレンゲツツジ
 ビーナスライン
 霧ヶ峰高原の
 レンゲツツジが
 見頃を迎えています

 強清水 
園地に咲ききそう 
 レンゲツツジの花が 
 朱色の群落をつくります

 その中を 多くの人々が
 散策していました
2015.6.13[Sat]
カシガリ山のレンゲツツジ
 カシガリ山の名の由来は 車山の麓から見ると 
 その頂が 
 南東に傾いているように 見えるからです
 車山高原の 若草色に 彩られる草原に 
 朱色の レンゲツツジの花叢が  展開する光景には 
 毎年のことながら 感動させられます

 伊那丸富士見台の 駐車場から
 前方に なだらかに広がる 一面のレンゲツツジは
 カシガリ山の 山頂にまで続きます
(2015.6.12[Fri])
コバイケイソウが咲く 梅雨時の車山高原
コバイケイソウは
 車山高原の 
初夏を告げる 
 代表的な花の
一つです
梅雨時に 
 しばしば襲う 
驟雨を浴びても 白い表情は 
くずしません

 コバイケイソウは 雨を浴びるほど 輝く花なのですね

 しかも もっとも 孤独な花なのに
 稲光が走るたびに クククと笑う声が 聞こえてきます

 霧が流れる 車山湿原が 年ごとの 晴れ舞台となります
 着飾って 舞いをおさめるために 
 コバイケイソウは 3年間の準備を 怠りません
 ことしは 充分 その備えが 整ったようです 

 コバイケイソウは 霧が流れる 車山高原の 
 決められ大地に 幾通りかの 群生地を つくります

 霧に霞む緑野に コバイケイソウが 隆盛すると
 おちこちに 薄い緑の 影となって 浮かび
 幽玄な 車山高原特有の 光景を あらわします  
(2015.6.11[Thu])
ベニウツギとキビタキ
 空の青さは まさに蒼天と呼ぶに ふさわしい
 透明な光が 樹間を斬って 斜めに 降り注いだ
 ベニウツギの 暗い紅の花が 陽射しを透かして
 明るい 紅紫となった

 ズミとカラマツの間を 二羽の小鳥が かしましく飛び交った
 空中にいる虫を とらえているのか

 ようやく 白樺の 太めの枝に 並んで とどまった
 喉と胸もとの 黄色が 遠目にも 鮮やかに 見てとれた
    キビタキ!

 喉もとを はげしく震わせる 
 かん高く 鋭い さえずりが 蒼天をつらぬいていく
(2015.6.10[Wed])
車山高原の薄暑に咲く花々
 車山の みどりの山肌一面に レンゲツツジの花群が 
 段々に 咲き染めていきます
 空に 薄雲がかかる日が ほとんどなので
 ことしの花は 明るい 朱一色に まとめられています 
 うすく やわらかい 空の色と なじんでいます

 いまだ 緑野は はなやいだ 若草色が 基調となっていますが
 それでも 薄暑のころの 高原の花々が 小さく つつましく咲いています
 白い花の ニリンソウ アマドコロ グンナイフウロウ
 黄色い花の ウマノアシガタ ヤマブキ オダマキ
   そういえば ニッコウキスゲが 二輪咲いていました
 青紫の しそ科特有の かれんな花は ラショウモンカズラです
 サクラソウも ニシキギの緑の木陰に ひそむように
  小さく 群生していました
 おもえば クリンソウは 何処へ いってしまったのでしょうか

 薄暑に咲く 車山高原の花々は
  笹や すすきが 高く伸びるまえに 
  平家の落人のように 限られた大地に 
  ひそやかに 咲くのです
(2015.6.9[Tue])
美しい 車山高原のレンゲツツジ
  空が白く薄青い 東雲
  白樺湖から 車山山頂まで 
  緑野となって 柔らかな稜線を 描きながら
  朝陽に映える 若草色の頂きを 浮かび上がらせます
 
  そんなペリドットの 明るさが美しい緑野ですが  
  レア・メモリーの庭から 
  ビーナスラインを越えて 裏山の車山の中腹まで
  レンゲツツジ一株ごとの 朱色の花叢が 
  どなたの思いなのか ていねいに 配置されてゆきます

  一斉に 数多くの花を まんべんなく咲かせ 
  一株ひとかぶ 花の列の波をつくり
  車山の頂まで 咲きのぼって ゆきます 
(2015.6.8[Mon])
車山高原 散策
 空に綿雲が
 いくつか浮かんでいます
  真っ白なものと
    暗くかげるもの
 車山高原は 
  ようやく緑野となりました
 1ヶ月ほど前まで 
 枯れ草色が主調でしたから
  まるで別世界のようです 

 遅い春が おとずれるたびに
  都笹が 新たに 
 瑞々しく 展葉します
 楓の 若葉の緑が 
  美しく輝くさなか
  山吹の 黄色い花が
    咲きました
 陽射しに 
夏の陽気が ふくまれています
 ニセアカシヤの 白い花が
    風に舞うたびに 甘い香りを はなちます
2015.6.7[Sun]
朱色の花 レンゲツツジ
 今日、車山高原は霧の中でした
 夏のはじまりにおとずれる
 ゆるやかな そよぎもないのに
 美しく
 ズミの白い花が散りました
 昨日の はげしい雨にたたかれても
 レンゲツツジは
 やさしい光沢をおびながら
 朱色の花を 霧の中に しずめていました
2015.6.6[Sat]
白樺とレンゲツツジ
あの白樺の
  木のはだや

枝ぶりの美しさに
  みとれながら

レンゲツツジを
30年あまり前から
 みつづけてきた

 そして なお

なん年あとまで 
 みつづけるのだろう
(2015.6.5[Fri])

            2014年 6月の日記
車山の抹茶入りヨーグルト・レアチーズ・ケーキ
 ディナーに、お出しするオリジナルの手作り創作デザートが自慢です。
レア・メモリーでは、美味しさを甘味に求めず、香りと豊かさで、そのコクを表現いたしました。
 ベークドチーズケーキ・ヨーグルトチーズケーキ・ブルーベリーチーズケーキ・ゴマプリン・マンゴープリン・抹茶入りゴマ寒天・シホンケーキ・イチゴムースなどです。時にはわらび餅もお出しします。
(2014.6.30[Mon])

長野県のスキー客 700万人を維持
 6/25日付の読売新聞の見出しです。

 利用者数が多かった主なスキー場
 志賀高原(19スキー場) 山ノ内町  96.3万人
 北志賀高原(4スキー場) 山ノ内町 57.6万人
 白馬八方尾根      白馬村  43.2万人 
 野沢温泉       野沢温泉村 38.7万人
 白馬五竜        白馬村  31.5万人

 利用者の増加率が大きかったスキー場
 白馬乗鞍温泉  小谷村  6.5万人 対前季比増加率 20.2%
 白樺リゾート  立科町  2.8万人 対前季比増加率 19.2%
 車山高原    茅野市 11.5万人 対前季比増加率 15.1%
 飯縄高原    長野市 5.4万人 対前季比増加率 14.3%
 爺ヶ岳     大町市 3.0万人 対前季比増加率 12.6%
2014.6.29[Sun]

車山の山菜の天ぷら料理
 今日の山菜の天ぷら料理の中味は、山ウド・山ブドウ・アザミの3種類です。
 山ウドは、まだ新葉が伸びていますから、柔らく太い部分を選んで採取します。葉先と新芽を、それぞれ天ぷらにします。柔らかい葉先と太い新芽の茎の部分とを、別個に味わうのです。
 太い茎の部分は、皮をむかずに、薄く斜め切りにし、油を控えめに、豚肉・玉ねぎと一緒に炒めます。味付けは、塩・胡椒と昆布出汁です。砂糖は、お好みで入れて下さい。山ウドの皮には、その本来の香りと味が凝縮しています。硬さが気になるようでしたら、間隔を空けて4筋程むき、丁寧に炒めれば、気になることはありません。山蕗でも、同じことが言えますが、それが山菜料理のコツというのか、素朴な料理ほど、各人の秘められた技があり、慣れれば意外に簡単に解決されるものです。楽しんで山菜料理に拘っていくうちに、自ずと解決されます。
 山ブドウも日々、新芽を伸ばしています。その美しい薄紅色をした部分だけを採取し天ぷらにします。その厚い葉肉は、幾分、酸味を含んだ独特の味わいと香りがあります。
 アザミの幼葉を選んで、天ぷらにします。棘も気にならなく、意外に歯応えがあり、葉肉自体に甘味があります。その味は山菜とは思えないほど、癖がありません。
 結構、アブラムシがたかっていますから、本質的に美味しいのです。棘に惑わされず、挑戦して下さい。
2014.6.28[Sat]

ヨモギの米粉餅
 ヨモギの米粉餅を作りました。
 車山に自生するヨモギの先端の柔らかい葉先だけを摘み取ります。
 ヨモギを比較的に長く湯掻いて、半日くらい水に晒し、灰汁を抜きます。後は、すり鉢で、懸命にすりあげます。
 そこに米粉を入れるのですが、レア・メモリーでは、塩・胡椒・水はもとより、米粉の粉っぽさを取り除くために、いろいろ工夫をしました。 
 鳥の挽肉・信州味噌・玉子を入れ、よく練り上げます。それにより出来上がり具合が左右されます。
 水団風に仕上げ、昆布と野菜を主体にした出し汁で煮ます。そして保存です。
 食べる時に、取り出し、一端、オリーブ油やサラダ油を潜らせます。ごま油では、その風味により、ヨモギの香りが損なわれます。
 ただ、ヨモギの風味とゴマ油の香りの協演もあり得ます。いずれにしても、フライパンで、中火以下で、両面を上手に焼き上げるのがポイントです。ヨモギの米粉餅に、ヒビが入ってしまえば、興ざめです。
 今日は、写真のように、あんこ・甘ダレ・黄な粉の3種です。
 
(2014.6.27[Fri])

車山の山うどのかき揚げ
 車山高原の山うどを使ったかき揚げは、サクサクとした歯応えと山うどの香り、肉厚の玉ねぎの旨み、そして人参の甘味が加味され、実に見事な高級料理となりました。
 薄力粉は少な目、荒塩が、味付けの全てです。揚がったら、何も付けずに、そのまま、カリッ・パリパリと食べます。

 車山高原の西麓の車山肩から霧ヶ峰強清水のレンゲツツジが見ごろです。
 週末には、車山湿原と八島ヶ原湿原が、今年も、見応えのある風景を展開してくれるでしょう。
(2014.6.26[Thu])

車山のレア・メモリーの庭にニッコウキスゲが咲きました
 キバナノヤマオダマキ(黄花の山苧環)も2輪咲きました。草丈は30〜50cm、長柄に花は下向きに5枚重ねの花弁を付け、それは美しい淡黄色です!
 上方に伸ばした純白な萼片と薄い紫色の距が、朝靄にそよぐ風に揺れています。
 ニッコウキスゲは、6月末頃から白樺湖の大門峠付近では、咲き始めます。前日雨に濡れて、翌日スッキリした青空が広がれば、最高のニッコウキスゲ日和となります。
 7月中旬になると、車山高原のニッコウキスゲは、中腹付近で見頃を迎えます。ビーナスライン沿いの富士見台も、去年のニッコウキスゲの群落は、圧巻でした。 
 夏の花たちも咲き始めています。ここへ来てコバイケイソウ・シモツケソウ・ハクサンフウロ、ナデシコ・ヤナギランなどピンク色が主体の夏の花が咲き始めて、高原を華やかに彩るようになります。
 オダマキは、キンポウゲ科ですから、全草が有毒です。皮膚炎(水疱)・胃腸炎・心臓麻痺など、それでも気品のある華です。
(2014.6.25[Wed])

車山の山ウドのチジミ料理
 今日のチジミ料理には、ニラは使いません。代わりに車山の採り立て山ウドが主役となります。
 山ウドの先端に近い、柔らかくて比較的太い部分を、斜めに薄切りします。皮はむきません。 
 出汁も塩・胡椒も入れません。調味料は、白菜のキムチの千切りです。少々の水と干しエビ・砕いたピーナツも加えて、すべてを薄力粉と混ぜます。
 焼き上がると、山ウドの香りが立ち上ってきます。食べた時の、サクサクした歯ごたいがたまりません。ほろ苦く、すっきりした味、食べると分かる旬の味ですが、その香る美味しさは、なかなか表現が難しいです。
 口中に 独活の歯応へ 香りけり    稲畑 汀子
(2014.6.24[Tue])

山ウド入り広島焼き
 車山の山ウドを、粉がチョットでキャベツタップリの、焼きそば入り広島焼きにしました。
 薄力粉・山ウドの乱切り・出し汁・牛乳・キャベツ・人参・タマネギ・豚肉薄切り・小海老・キリイカ・かつお節・塩・焼きそば・卵・胡椒などが材料です。イカ天は油っぽいので使いません。
 キャベツは大3-4葉をそろえて丸め、小口からやや太めの千切りに、軸も先に切り取り千切りにします。
 小麦粉を水110ccで溶いて、薄く伸ばしやすい様に少しゆるめに準備します。
 弱火にして、油をしき、フライパンに流し入れ、薄く伸ばし丸くします。
 中火で焼き、色が変わって固まって来たら、おかかをちらし、その上にテンコ盛りに、山ウド・キャベツ・キリイカを、順次、乗せます。
 同時に、別のフライパンで、焼きそばと人参・タマネギ・小海老を塩・胡椒と少々の出し汁を加えて焼き炒めます。
 お好み焼きの方は、塩胡椒少々をふって、その上から残りを「接着剤」にタラタラっとかけ、全体をフライ返しで軽く押さえます。
 豚バラ3-4枚を載せ、しばらくキャベツを蒸し焼きにします。フライ返しで底をこそげて、動かせる様にしておきます。
 フライパンを返し、少し押さえながら更にキャベツを蒸し焼きにし、焦げ目を付けます。
 その上に、焼きそばを乗せ、卵を割り入れ、生姜の千切りを散らして、蒸し焼きにします。
(2014.6.23[Mon])

ヤマウドのお好み焼き
 今日のお好み焼きのベースは、薄力粉に、鰹節の出汁・玉子・山芋・キャベツ・キリイカ・鰹節と少々の砂糖です。
 そこに、採り立ての、車山のヤマウドの新葉を荒く切り、細い軸と葉も一緒に焼きました。
 ヤマウドの歯応えとほのかなヤマウドの香りが立ち上ってきます。
 一緒に、昨日、採った山蕗の佃煮も添えて食べました。
 もう一晩ぐらい、味を浸み込ませた方がよいようです。

 それにしても、昨夜は随分と鹿が、ヤマウドを食べに来たようで、庭のヤマウドの若葉が、大分無くなっていました。
2014.6.22[Sun]

山蕗で作る車山の手づくり佃煮
 車山高原の山蕗は、今が食べ頃で、大きく太い物でも、直径1cm、草丈35cm位です。灰汁も余り強くなく、茎は柔らかいです。
 山蕗の皮はむきません。また皮付ですと、形が崩れませんし、シャキシャキした歯応えも味の内です。
 鍋より短めに切り、たっぷりの湯で5分ほど湯掻きます。採り立てですから、柔らかくそれで十分です。直ぐ、水に1時間以上さらします。
 蕗と昆布を3〜4cmに切り揃え、厚手の鍋に濃口醤油・酒・砂糖などの調味料を煮立て、中火から弱火にして昆布と蕗を入れて煮ます。最初は蓋をして下さい。
 煮汁が半分以下になったら蓋をはずし、焦げないように、時々鍋を振って返します。煮汁がほぼなくなったら火を止め、レア・メモリーの庭の山椒の実の佃煮を混ぜ、鍋ぐち冷まします。

 蕗摘みし 指の汚れの 取れぬまま   稲畑汀子
2014.6.21[Sat]

ヤマウド入りふわふわ玉子焼き料理
 今年も、車山高原のヤマウド入りの「ふわふわ玉子焼き」を楽しんでいただいています。
 玉子は卵白と卵黄に分け、卵黄に砂糖・味醂・塩・昆布出汁・ヨーグルト・マヨネーズ・カタクリコを加えて、かき回せ過ぎないように、よく合わせます。ただ、卵黄の「こし」まで無くさないようにして下さい。
 その素材の量と合わせ方は、経験を積んで、ご自分の味を作り上げて下さい。家族が「美味しい」と言えば、お客様も喜ぶのです。
 時々のヴァりーエーションも、楽しいのです。例えば、砂糖・味醂の代わりに、コーラーを入れれば、より一層、ふわふわ玉子になります。魯山人も悔しがる味わいと自惚れています。
 ヤマウドをサイコロ状に切ります。大きさが違えば、それぞれの味が楽しめます。それが、本当の料理で、時々の気分屋の「お袋の味」でもあります。
 ここがポイントです。卵白をメレンゲにします。調理済みの卵黄に、一気に合わせます。フライパンをかける火は、強火です。バターを回しいれます。すかさず、サイコロ状のヤマウドを寸時に炒め、調理済み玉子を入れます。オムレツ状に素早く仕上げます。
 強火でオムレツ状に包み焼くと、気泡が多く含まれ、本当の「ふわふわ玉子焼き」となります。魯山人も想定してない山菜料理が仕上がります。
 その盛り付けには、貧しく育った魯山人の心に叶う、レア・メモリーの庭で新芽を育む都笹を切り取り、名もない白磁の皿に敷きます。
 江戸時代、中上級の武家が憬れていた「ふわふわ玉子焼き」の家庭料理を、それぞれで再現してみて下さい。
(2014.6.17[Tue])

車山高原のレンゲツツジが満開
 レンゲツツジは、レア・メモリーの裏庭も見ごろを迎えています。他の花では、アマドコロ・アヤメ・グンナイフウロ・オダマキ・スズラン・ウツボグサなどが目立ちます。
 白樺湖周辺も今だ、きれいですが、ビーナスライン沿いの特に伊那丸富士見台から眺める、車山南麓のカシガリ山の尾根筋が絶景となります。
 その景観の背景を、八ヶ岳・富士・南アルプスが扇絵のように展開しているのです。
 6月下旬ごろから、八島ヶ原湿原から車山湿原、そして美ヶ原へとレンゲツツジの最盛期が、高度を上げていきます。
 八島ヶ原湿原のワタスゲも、まだまだ見頃です。今年は良好なワタスゲでした。鎌ヶ池付近が群生地ですが、八島ヶ池や、その他の湿原内でも見られます。
(2014.6.16[Mon])

車山のウツギ(卯の花)
 車山高原では、渓流沿いに白い花のウツギの花が、今、咲き競っています。
 レア・メモリーで咲くタニウツギ(谷空木)は、遠くからですと、紅色の花で包まれているように見えますが、花の内側は淡いピンク色です。樹下から覗けば、陽射しを透かして優しい色合いで迎え入れてくれます。
 八島ヶ原湿原の鎌ヶ池周辺のバイカウツギは、美しく気品があります。6月に、清楚な4弁花の白色花を、たくさん咲かせます。梅の花に似ているところから、梅花空木と名付けられました。
 葉の裏の毛が多い種を、ケバイカウツギと呼び、霧ヶ峰高原でも見られます。

 野の風も 添へて投げ込む 花卯木
2014.6.15[Sun]

車山に咲くグンナイフウロ
 径2.5cm位の5花弁の花の色は、白色から薄紫色といろいろの変化が見られます。
 車山高原周辺では、レア・メモリーに咲くグンナイフウロのように薄い色の種が多いようです。 
 白色のものは、特にシロバナグンナイフウロとも呼ばれます。

 6月下旬ころには、コバイケイソウも咲くでしょう。

 7月上旬、レア・メモリーの庭に、ハクサンフウロが目立ち始めると、白樺湖周辺の車山高原から、ニッコウキスゲが咲き始めます。
2014.6.14[Sat]

アマドコロの美味しい食べ方
 車山高原のアマドコロは、今が、開花時期です。
 葉先5枚ぐらいと、白い美しい花を、水に晒して、生のままサラダやスープの浮実にします。旬ならではの、甘い味わいがあります。
 元々、アマドコロにはアクがありません。微かな「えぐ味」があるのかな、といった感じです。
 アマドコロの茎は、さっと茹でて水にさらしてよく絞り5cm位に切り、酢味噌和えで食べます。
 今現在の車山のアマドコロでしたら、生のまま、玉ネギ・ベーコンと、バターで炒めた後、オリーブソースにしたてて、パスターソースにすると美味しいです。
(2014.6.13[Fri])

ノアザミの若葉の天プラ
 車山高原では、まだノアザミの花は開花していませんが
 ノアザミの若葉の天プラが美味しい季節になりました。 
 大きい葉なら葉先10cm位を摘み取り、幾枚か重ねて、かき揚げ天ぷらにします。
 15cm位の幼葉でしたら、1枚そっくりあげます。葉に厚みがあり、味わいが増します。
 小麦粉に塩をちょっと混ぜて、からっとあげます。
 そのまま、天つゆとか塩を付けずに、香りを楽しみながら味わいます。
 炒めるのでしたら、茹であげてから調理するのではなく、水洗いをし、生のまま利用しましょう。
 ひたしにするには、ノアザミの葉には、細かい毛が密生しているので、火にかざして毛焼きをし、
 茹でたら、水にさらして灰汁を抜きます。
 後は、鰹節や醤油・三杯酢で食べます。
(2014.6.12[Thu])

車山のフジの若葉が美味しい山菜に
 フジの蔓は、木に巻きついて登り、その樹冠に広がります。蔓の巻き方は、上から見て中心から外側へ時計回りに見える巻き方で右巻きです。ヤマフジの蔓の巻き方は、逆の左巻です。
 レア・メモリーのフジは、なぜか右巻きです。

 フジの花序は、長く垂れて、20cmから80cmに達します。花はうすい紫色で、藤色の色名はこれに由来します。
 花は、サーと天ぷらにあげます。
 フジの若葉は、あまり苦味もえぐ味もありませんから、幼葉であれば、そのままサラダとして、生食しても美味しいはずですが、一般的には、天ぷらにします。茹でて和え物・おひたし・佃煮など、苦味が弱いので、料理の幅が広がります。

 一人、ウイスキーの水割りを飲む方は、フジの花の一房を入れて、召し上がって下さい。
2014.6.1[Sun]

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2013年 6月の日記

車山高原にマユミの花が咲く季節となりました
 マユミ(檀・真弓・檀弓)は、北海道から九州、および朝鮮半島・樺太と分布圏は広いのです。ビーナスライン沿いでも、蓼科・白樺湖・車山・八島ヶ原湿原などで、ズミほどではないにしてもよく見掛けます。
 冬場にはマユミ・ズミの樹皮や小枝が、鹿の食害に遭います。3月下旬、樹皮が剥がされ、白い肌を晒す無残なマユミの若木をよく見かけます。
 若芽は灰汁が余りないので、ゆでてサラダやスープの具、おひたしにして食べます。
 樹皮は灰色で、成木になると、縦に裂け目が入り縞模様になります。材質は白く、緻密で狂いが少ないのでこけし・将棋の駒・櫛・印鑑などに利用され、枝は強く、よくしなり粘りがあるので古来より弓にされ、やがて弓全体の美称として真弓と呼ばれます。ニシキギの仲間の落葉木ですから、紅葉が綺麗です。葉が秋遅くまで緑で残ることが多いようですが、薄桃色に染まるころには、誰でも注目する紅葉となります。
 赤い仮種皮が、ニシキギ科の果実の特徴で、朔果(さくか)が淡紅色に熟すと4枚に開き、中の果実は4つに割れ、赤い種子が現われます。秋から冬にかけて、活けて楽しむ方も多いです。種子に含まれる脂肪油には、少量でも吐き気や下痢、大量に摂取すれば筋肉の麻痺と、毒性が強く種子は食べられません。
(2013.6.26[Wed])

車山の渓流に咲く卯の花
 ウツギは日本の山野でふつうに見られる落葉性の低木で、日本列島の殆どと中国にも自生しています。名前の由来は枝の芯が空洞なので「空ろな木=空木」、旧暦の4月(卯月)頃に花を咲かせるので「卯木」の字があてられたようです。別名のウノハナは「ウツギの花」の略です。
 「おから」も「卯の花」と呼ばれます。その由来は、初夏に咲かせるウツギの小さな花の白さにたとえたのです。それで白雪にたとえて「雪花菜」の漢字をあてたりします。
 ウツギは変異に富み、雄しべが花びらとなった八重のシロバナヤエウツギ・花びらの外側がほんのり赤色になるアケボノウツギ・紅色で八重咲きのサラサウツギ・関東地方以西の谷間の岩上に生えるヒメウツギ・中部地方東部の山地でまれに出合えるウメウツギなど多品種あります。
 車山高原では、渓流沿いの遊歩道で、美しい白花の並木が頭上で静かに揺れて迎えてくれます
(2013.6.24[Mon])

車山のヤマボウシの花
 山法師、山帽子、山の谷筋などに自生する樹木です。
 秋になる実は、イチゴのように赤く熟し、その表面は桑のようにブツブツしています。とても甘く、シャリシャリした食感があります。果実が食用となるため、山に生える桑という意味からヤマグワとも呼ばれますが、クワ科のヤマグワとはまったくの別種です。果実酒も美味しいです。花・果実・紅葉と3回楽しめます。
 ヤマボウシの実が熟れるとアケビが口を開け、松 茸が出回る目安となります。 
 学名のCornus(コーナス)は、材質が堅いことからラテン語の「cornu(角)」が語源となりました。
 ヤマボウシは、縄文時代には、既に日本列島に生育していました。材質が堅く比重が大きいため浮力が弱く水中操作が楽だったようで、縄文時代から、アワビやウニを取る突き棒に使い、棒の先に3本の竹を付けてウニ、アワビを突き挟んで獲ったそうです。
 山地に自生し、本州から九州、および朝鮮半島、中国に分布し、名の由来は中央の丸い花穂を坊主頭に、4枚の白い花びらを白い頭巾に見立てて、比叡山延暦寺の「山法師」になぞらえたと言われています。
2013.6.23[Sun]

車山でホオノキの花が咲きました。
 朴(ほお)、朴柏(ほおがしわ)と呼ばれ、「ほお」は「包(ほう)」の意で、大きな葉に食べ物を盛ったことから命名されました。日本の樹木の中で一番大きい葉と花をつけます。
 朴葉は芳香ばかりか、殺菌作用があるため、おにぎりと漬物を包んで、田畑や山仕事・猟へ出掛ける際には、重宝されました。
 「朴葉ずし」「朴葉味噌」や「朴葉焼」など、我が家で工夫して調理に使います。
「皇祖神(すめろぎ)の 遠御代(とおみよ) 御代(みよ)は い敷(し)き折り 酒(き)飲みきといふそ このほほがしは(柏)」 
 万葉集 大伴家持 
 天照大神や神武天皇など、天皇の先祖も、朴葉をたたんで杯として、酒を飲んだそうです。
 木蓮(もくれん)科です。朴の蕾は薄紫色で、アケビに似ています。縦に割が入り純白なハスの花のように咲きます。樹高があるので、身近に観察できないのが残念です。
2013.6.22[Sat]

車山高原では紅色のタニウツギが満開です
 遠くからですと、タニウツギ(谷空木)は、紅色の花で包まれているように見えますが、花の内側は淡いピンク色です。樹下に入れば、陽射しを透かして優しい色合いで迎えてくれます。根元には、純白の小さなチゴユリの花が散見されます。
 タニウツギはスイカズラ科タニウツギ属、朝鮮半島・中国に約10種分布しているそうです。日本の種も複数ありますが、主として日本種が分化したといわれています。北海道西部から本州の中国地方まで、日本海側の豪雪地帯から脊梁山地を植生とする落葉性の低木です。日本の酸性土壌に適し、特に沢や谷など湿気のある向陽地に自生することから、タニウツギと呼ばれました。北信の低地では、5月下旬頃から咲き始めます。花が美しいため外国でも栽培されています。
 新芽を食べる人もいます。5月初旬、若葉の先端を摘み、日干し乾燥させ保存し、食べる時に臼で砕いて、塩少々と混ぜて、炊きたてご飯に混ぜて蒸らし「糅飯(かてめし)」にして食べます。当然、毒性はないのですが、苦みと少しのえぐ味があります。牛や馬はあまり食べません。それでも私は、美味しく食べます。
 開花期が田植えシーズンと重なる地方では、「田植え花」・「早乙女花」などと呼びます。花を取って開いた方を下にして水に浮かべると、早乙女が菅笠をかぶって田植えした風情があるからです。
 太平洋側では、ベニウツギ(紅空木)が見られます。ベニウツギは暖地系の植物です。宮城県南部を北限としています。
 「ウツギ」と名前が付いていますが、卯の花の別名で親しまれるウツギはユキノシタ科の植物です。スイカズラ科の本種とは別の種です。ウツギ同様、枝先まで中空なので、この名前が付いたのではないかといわれています。
(2013.6.17[Mon])

大門街道のカンボク、美しい白い花
 諏訪インターから白樺湖に向かい大門街道を走りますと、車窓からカンボクの美しい純白の花が眺められます。カンボクはスイカズラ科特有の、枝頂にガクアジサイに似た花をつけるので、ムシカリ(虫狩)やヤブデマリ(薮手毬)と見まがいます。
 葉の形が異なり、カンボクは3つに割れた葉が特徴です。
 肝木という漢字を使いますが、語源は不明です。材は爪楊枝、薬用などに利用するので、漢方との関係でしょうか。
 本州の中部地方以北から北海道、さらに千島列島やサハリン、朝鮮半島、中国に分布しています。日当たりがよくやや湿った林縁などに生え、高さ5mほどになる落葉小高木です。今時分、信州の標高のやや高い山沿いを走っていますと、度々出合います。
 秋に真っ赤な実をたくさんつけ、実に綺麗ですが、鳥たちはまずいようです。何故か多くの樹がいっぱい実をつけたまま冬を越します。車山ではカンボクの透き通った紅葉が、10月頃、オオカメノキの濃い紅色と、同時季に楽しめます。
2013.6.15[Sat]

コバイケイソウ (ユリ 科) 花期は 車山では6月下旬
 花言葉 「遠くから見守っています」。美しい言葉です。
 低山帯の上部から高山帯の下部の深山の草原の湿地に生える大形の多年草です。車山高原のミズナラ林では見られませんから、アマドコロ・アヤメ・ニッコウキスゲなどと同様の陽性植物でしょう。
 茎は直立した150cmにも達します。花は緑白色で見事な円筒となり多数付けます。動物や虫の食害対策か臭気を伴います。
 コバイケイソウも高さ1m位になります。その花はまさに純白で、車山湿原のように各所で群生すると、夏色を深める6月下旬の緑野に一段と映えます。神々の大いなる芸術心か、緑の広大な高地草原に、コバイケイソウの純白な花の大群落が展開し、単純な色使いで淡泊でありながわ、極めて深い味わいがあります。
 車山湿原は、レンゲツツジの大群生地でもあります。美しい朱色で広大な湿原一帯を染め、その湿原に流れる幾筋かの清流に沿って咲くコバイケイソウの純白な花、見事な景観です。
 芽生えの姿が、山菜のギボウシ(コーレ)や行者ニンニクとよく似ているため、毎年のように誤食による中毒事例が絶えません。血管拡張作用があるため血圧低下を引き起こし、重度の場合、死亡するケースもあります。と言うことは、バイケイソウは高血圧予防薬となる可能性があるのでしょうか。
(2013.6.12[Wed])

八島ヶ原湿原のズミが満開です
 現在、八島ヶ原湿原周辺から旧御射山・沢渡・車山湿原にかけて、一面に展開するズミの花が咲き乱れ、あたりを圧倒する景観となっています。特に物見岩の西側裾野、旧御射山の南側土壇跡やその周辺の丘が、自然な配置となり特に美しいです。
 ズミといえば、つぼみは赤くても、花は純白から黄みがかった種が普通ですが、中には、遠目にも鮮やかなサクラ色もあります。八島湿原のまわりにも10本位点在し、景観をより美しく演出してくれています。
 ウマノアシガタの数が多く、他の花の種は、まだ少なく、八島湿原や車山湿原では、コバイケイソウの白い花が目立ちます。車山湿原の清流に沿うように、既に白い花の群落が高みから低い方へ共に流れて咲いています。サクラスミレ・ミツバツチグリ・ヒメシャクナゲなどが散見されました。
 見逃してはいけないのが、新緑の鎌ヶ池周辺に散りばめられた白いワタスゲのです。望遠鏡を持参した方が、よいかもしれません。
(2013.6.11[Tue])

レア・メモリーの庭に咲く グンナイフウロ
 今日、車山高原のリゾートイン、レア・メモリーの前庭で、グンナイフウロが一つだけ咲いていました。他にも30cm位の茎を伸ばして、4から5つ位の花芽を付けているのが、10数本確認できました。花の色は白色です。ところによっては淡紅色もあるようです。
 フウロソウ科ですから、観賞用に栽培される「ゼラニウム」や民間薬として有名なゲンノショウコなども同じ仲間です。どうも、その強い匂いのためか、鹿は忌避しているようです。
 和名の群内風露は、山梨県の郡内で見出されたからです。郡内は、山梨県東部の桂川流域、現在の北都留郡と南都留郡を合わせた古名です。
(2013.6.7[Fri])

車山高原に咲き始めるアマドコロ
 ユリ科の多年草です。車山高原の山地や原野の草間に生える陽性植物の典型です。4月頃、周辺のミヤコザサやススキの枯葉を刈り取っておきます。すると白い根茎を長く伸ばして群生します。
和名は、根茎がトコロ(野老)に似て、野老はヤマイモの一種で苦い、こちらは甘いので「甘い野老」と呼ばれました。
 保湿や美白などに有効な美肌成分を含むとして、化粧水に配合されています。
 車山では5月下旬頃、芽を出し、急速に茎を高さ50〜60cm位に弓なりに伸ばし、葉は互生し長楕円形で長さ6〜10cm、先端はやや尖っています。
 6月上旬頃、葉のわきから先端が淡い緑色の裾、地色が白色の筒状の花を下向に2個ずつ、数段ぶらさげます。
 葉も花も仄かな甘味と幾分の苦みがありますが、食感と風味を楽しむには、なるべく生で、サラダ感覚で食べることをお勧めします。葉がまだ開かない丸く閉じている若芽を収穫する人が多いようですが、種の保存のためには、花が咲きだした頃、先端の柔らかい茎先と3粒程度、控えめに花を摘みます。
(2013.6.6[Thu])

車山高原レア・メモリーのヤマウド
 ウドはウコギ科タラノキ属の多年草です。しかも日本で独自に工夫調理された食材です。野生のヤマウドには、特有の香味に幾分の苦みが含まれます。
 ヤマウドは同じタラノキ属のウコギ科の落葉低木「タラの木」と同じ仲間です。何故か植生域が広いわりに共通し、樹木と草本の違いがありながら、同じ香りがします。少なくとも、ヤマウドとタラの芽は、刺の有無に違いがあり、その食感も異なるが同じ味覚です。
 ヤマウドが分類されるウコギ科には、ウド・タラノキ・コシアブラ・タカノツメ・ヤマウコギなど山菜として食用にされるものが多いのです。また朝鮮人参、高麗人参などをもウコギ科です。
 ウドには、がんの発生予防や日焼けによるメラニン抑制などの効果があると言われています。またウドが含有するジテルペンアルデヒドには、血液循環をよくし、疲労回復に効果があるといわれています。
 ヤマウドは天ぷらにするのが一般的ですが、ウドの苦みは優しく、その香りは豊かです。その特性を活かす独創的な調理方法は、ヤマウドを5mm角程にカットし、水に晒してアクを抜きます。直ぐ水切りをします。ここがポイントです。塩と黒胡椒で炒めます。それにより独特の香りと風味を閉じ込めるのです。
 それは塩昆布などと同様、いろいろな調理の素材となります。一例をあげれば、オムレツの中に入れるなど種々工夫して下さい。
(2013.6.5[Wed])

車山高原でレンゲツツジの開花が始まりました!
 高原はシラカバ・カエデ・マユミ・ミズナラなどの新緑に染まり、ショウジョウバカマ・ラショウモンカズラ・ニリンソウ・エンレイソウ・サクラソウなど春の花も順調に咲き競い、秋のウメバチソウ・トリカブト・リンドウまで続く花の本格シーズンを迎えました。
 例年、レンゲツツジは気候変動の影響を殆ど受けません。今年の開花状況も例年通りとみられます。標高によって移り変わるレンゲツツジの見頃も、6月上旬の白樺湖から始まって美ヶ原まで、7月上旬まで楽しむことができます!
 ただ霧ヶ峰の山火事で、カボッチョ山のレンゲツツジ群生地が全焼し、カシガリ山から富士見台にかけての大群落も焼尽しています。ビーナスライン沿いで、車窓から眺められるのは、車山高原と霧ヶ峰強清水から八島湿原と限られます。
 現在お勧めできる見所・見頃は、車山高原では6月10日以降、白樺湖八子ヶ峰では6月中旬、八島ヶ原湿原と車山湿原では6月下旬頃、美ヶ原では7月上旬とみられます。
(2013.6.4[Tue])

車山で見られるチゴユリ(稚児百合)
 チゴユリはユリ科の中でも最も小さく、その可愛らしい姿を稚児に見立てて名付けられました。春のかげろう(Spring ephemeral)と呼ばれる雪解けの頃姿を現し、落葉樹木の葉が茂り、樹間が暗くなると消えてゆくカタクリ、ニリンソウ、ショウジョウバカマなど、花の一群が姿を消す時季、山野の木陰にうつむき加減で姿を現わします。
 球根はなく、花期は車山高原では5〜6月で、茎を15cm位伸ばし、茎に沿って若葉を5から8枚ほど広げ、茎の先端に1cmほどの白い花を一つ咲かせます。花後に黒色の小さな液果をつけます。種子繁殖のほか、地下茎により無性繁殖します。
 チゴユリの毒性は確認されていないようです。同じチゴユリ属のホウチャクソウは有毒で、食べると嘔吐や下痢をひきおこします。チゴユリを食べるのは勧められません。
 チゴユリの植生は広く、朝鮮半島・中国・南千島・北海道から九州の落葉樹林の林床に生え、低山帯上部の針葉樹林内にもみられます。
(2013.6.3[Mon])

大門峠(国道152)の山藤が見頃
 藤は日本の固有種です。山に咲いている山藤は他の木に巻きついて大きく成長します。蔓は上から見ると左回りで、通常みられる野田藤 (ノダフジ)とは逆です。藤の名所と言われる所や藤園、藤公園では、見事な花木姿を見せてくれます。
 車山高原に到る国道152号、通称大門街道沿いの山藤が、いま最盛期です。数も豊富で、道路脇から、音無川沿い、車山の南東麓に流れる山裾の高い位置など、いろいろな景観を演出してくれます。
 山藤は近づくと花の甘酸っぱい香りを漂わせてくれます。一輪一輪は蝶のような形をしたごく小さな花なのですが、紫色の花が幹の方から先端に向かって咲き進み、それが房となって80cm以上となり垂れ下がり重層して連なります。
 藤の蔓はとても強く粘りがあり、古墳時代の巨大な石棺も、木ぞりに載せて、この藤縄で曳き運びました。
2013.6.2[Sun]

車山高原のサクラソウ
 レアメモリーでは、サクラソウが満開です。20cm位に伸びた茎の先に、数個の薄い紅紫色の花を咲かせます。そのあでやかな美しさは、コゴミやアケビの新芽の中で、一段と輝いています。
 裏庭では、ヤマブキが散り、ラショウモンカズラが小さな花の群落を、いくつも作っています。レンゲツツジの蕾が、大分膨らみ、赤く染まってきました。
 4月28日、霧ケ峰の野焼きが、強風注意報の最中行われ、平成元年以降、長野県下最大規模の被害を発生させました。山火事以後の調査で、200ヘクタールを超える被災と判明しました。重大なのが霧ヶ峰一帯のレンゲツツジ大群落が焼失したことです。
 幸い、車山湿原や八島ヶ原湿原のレンゲツツジは延焼を免れました。この地域の花の満開は、通常6月下旬です。
2013.6.1[Sat]

2012年 6月の日記
キリガミネヒオウギアヤメがきれいです!
 キリガミネヒオウギアヤメ(霧ヶ峰檜扇文目)は、車山高原・霧ヶ峰・八島湿原にだけ見られる固有の種です。最初はヒオウギアヤメ(檜扇文目)の変種とされましたが、後に独立の種とされました。亜高山帯の湿地や高層湿原に群生します。
 種子ができないのでカキツバタとヒオウギアヤメの雑種と考えられています。
 車山高原に通常、自生しているアヤメも見頃です。剣形の葉が、高原に美しく並んでいる葉の様子から文目(筋道・模様の意)の名がついたと言われいます。
 「綾目」とも書きますが、花弁の基の黄色いアゲハ蝶のような縞模様を綾目の字をあてて表現したそうです。
 
(2012.6.29[Fri])

車山高原 ニッコウキスゲの開花情報
 車山のリゾートイン・レアメモリーの庭で、2本、ニッコウキスゲが咲き始めました。ハクサンフウロウとアヤメは、今が最盛期です。ノコギリソウとイブキトラノオは、咲き始めです。
 ニッコウキスゲは車山高原でも咲き始めていますが、見頃は毎年7月中旬から下旬になっています。その他の花としてはハクサンフウロやタカトウダイ、ヒメイズイが見られます。ヒメイズイは、小型化したアマドコロです。

 開花情報は、お電話でもご確認いただけます。
 テレフォンサービス0266-68-2500
(2012.6.28[Thu])

車山湿原 レンゲツツジ コバイケイソウ
 車山肩から車山湿原にかけてコバイケイソウとレンゲツツジの、それぞれの群落が見られます。今年も花数が多く、碧く澄明な高空に、見事に映えます。
 白い霧風が流れて薄れるコバイケイソウの風景と、緑の彩なす草原に浮かぶ朱色のレンゲツツジの群生は、毎年のことながら感動します。
 白樺湖から車山高原にあがるビーナスライン沿いには、ニッコウキスゲが咲き始めています。
(2012.6.27[Wed])

霧ヶ峰のレンゲツツジとグライダー
藤原咲平は、渡欧中、ドイツ、ローエンのワッサークッペの高原でグライダーの飛行を見学し、気象学的見地から大いに触発されました。咲平は、大正15(1926)年に帰国すると、グライダーが飛翔する適地として、多摩川原、鹿島砂丘などで試航してみたが芳しくなかったようです。たまたま上田貢らの霧ヶ峰スキー場の記事を読み触発され、霧ヶ峰高原が地形的にワッサークッペの高原に酷似していることも知り、ここに滑走場を設けようとしました。
 昭和7(1932)年、理化学研究所員白石襄治やグライダー協会幹事磯部鉄吉など各界有志の協力を得て、霧ヶ峰グライダー研究会を設立、自ら会長となりました。翌8年7月、日本最初の格納庫が上諏訪町の寄付で完成、それは研究所も兼ねていました。その開所式当日に、グライダーが霧ヶ峰上空を初めて飛んだのです。参加者は100名を越えていたそうです。「グライダーを見る会」も生まれ、次第に夏の霧ヶ峰は賑わうようになりました。
(2012.6.26[Tue])

八島ヶ原湿原のレンゲツツジとワタスゲ
 現在、八島ヶ原湿原のレンゲツツジとワタスゲが最盛期です。新緑の湿原の真ん中で高原の風にそよぐ白いワタスゲの花と、その周辺の朱色のレンゲツツジとの色合いが見事です。
 実は、ワタスゲの白い部分は花ではありません。花が終わると、タンポポのように綿毛が出ます。綿毛は種子の集まりです。
 八島ヶ原湿原の木道沿いには、アマドコロの群生が、しばしば見られます。車山のレア・メモリーでも、庭の所々に群落があり、その若葉の柔らかなところと白い花を少し摘み、そのままサラダにして、お客様にお出しします。いずれもサクサクとした食感と仄かな甘みがあり、最高級の一品となります。
 アマドコロは、なぜか天ぷらや茹でたりすると苦くなり、お勧めはできません。
(2012.6.25[Mon])

カシガリ山のレンゲツツジが満開。
 車山高原のレンゲツツジは、ビーナスライン沿いのカシガリ山付近が最盛期です。
 伊那丸富士見台の駐車場から、前方に広がる一面のレンゲツツジが、カシガリ山山頂にまで続きます。なだらかな丘のような山稜です。歩き易いのですが、鈴の用意が必要です。
 鹿の影が濃い場所です。地元の猟師は猪もいると申します。熊と遭遇しないよう注意して下さい。
 ここからみる八ヶ岳と眼下に広がる諏訪湖盆は絶景です。車山の山頂下の見える円形の崖が、車山火山の火口跡です。
2012.6.24[Sun]

車山高原にグンナイフウロウが咲き始めました
郡内は山梨県東部の桂川流域の古名のことです。その郡内で見出され名付けられました。伊吹山が南限です。この山を南限とする植物は多い、まさに、花の百名山に選ばれたことだけのことがあります。滋賀県と岐阜県の県境にある伊吹山のお花畑を守るため今年も、シカの予防柵を備えます。福井県でも若狭地方の山々や、滋賀県や関西ではそれを上回るシカの食害だそうです。
 今、車山高原ではスズランも白い鈴の花を垂らして群生しています。
(2012.6.22[Fri])

車山のベニバナニシキウツギとレンゲツツジ
 ベニバナニシキウツギは、ニシキウツギの品種で、花は咲き始めから暗紅色で、明るい紅色のレンゲツツジと、今、レア・メモリーの庭で咲き競っています。
 車山高原のレンゲツツジは、今週の終末が、ビーナス・ライン沿いのカシガリ山周辺で見頃を迎えます。
 八島湿原と車山湿原では、6月末頃、明るい緑の草原に、レンゲツツジの朱色の群落を楽しむことができます。
(2012.6.21[Thu])

車山のリゾートイン・レアメモリーのレンゲツツジが満開
 今年のレンゲツツジの開花状況は、例年と比べると若干遅めのようです。ただ、レンゲツツジの開花は、寒暖差の影響を受けることが少なく、例年それほど変動がありません。標高によって移り変わるレンゲツツジの見頃は、6月初旬の白樺湖から始まって,
6月中旬の車山高原、6月下旬の車山湿原、7月上旬の美ヶ原まで楽しむことができます。一番の見所は、車山湿原です。
 車山高原ではキジムシロやタチツボスミレ、サクラスミレ、キンバイソウ、アマドコロ、チゴユリ、ウマノアシガタ、ズミ、 ヤマナシ、オオカメノキ、コリンゴなどが咲き始めています。
(2012.6.14[Thu])

美味しい車山のヤマウド料理
 今年は春が寒かったせいで、山菜の収穫時期が遅れ、ヤマウドも今、漸く旬を迎えました。
 車山の旬のヤマウドであれば、地中の白い部分は、その山の香りと僅かな苦味を味わうためにも生で食べるのが一番です。茎も柔らかいですから、皮を剥いてスライスして、水に晒すこともなく、そのまま食べます。
 サラダやスープの具、あるいは酢味噌和え、マヨネーズとポン酢に混ぜても美味です。新玉ネギのスライスと一緒にマリネ風すると、これも好評です。
 柔らかめの茎と葉や剥いた後の皮をきんぴら風にして、豚肉と炒めても美味しいです。
(2012.6.12[Tue])

車山高原のレンゲツツジの見所
 6月、大門街道から白樺湖・蓼科高原・車山へと、駆け上がるようにして、山々が若草色の新緑に覆われていく頃 
 レンゲツツジの朱色の花々が、白樺湖・車山高原から霧ケ峰高原、八島湿原、美ケ原へと咲き登ります。
 富士山をバックにレンゲツツジの群落が楽しめる車山高原とビーナスライン沿いは6月15日前後、続いて車山肩から霧ヶ峰の強清水が最盛期となります。車山湿原と八島湿原は6月下旬頃に満開になるでしょう。
 レンゲツツジと同様、梅雨時に咲くコナシの白い、桜のような花もレア・メモリーの裏庭で満開となります。
 その下で、可憐なチゴユリ・ラショウモンカズラが咲き、やがて大きなコバイケイソウが大群落を作ります。
それからです。ニッコウキスゲが咲き始めるのは....
2012.6.10[Sun]

車山にも山吹咲きました
 ヤマブキはしなやかな枝が、風に揺れる様子から名がつけられました。
 鷹狩り中に俄雨となり農家で蓑を借りようとした太田道灌に、娘が黙って差し出したヤマブキの意味が分からず、後で家臣から、有名な歌が昔の歌集にあることを聞き、自分があまりに歌の道に暗いことを恥じ、その後はその道に精進して数々の名歌を残しました。
 後拾遺和歌集にある兼明親王の歌は
 七重八重 花は咲けども山吹の みの一つだに 無きぞあやしき
と詠みました。
 嵯峨の小倉山付近の別荘に居る時、客人が帰りに蓑を借りたいといったが、山吹の枝を渡します。翌日その人が、意味が分からないと聞いてきたので、この歌を詠んで渡します。意味は、七重咲き八重咲きと、山吹の花が綺麗に咲いている屋敷だが、その山吹に実がひとつもできないように、この屋敷には蓑一つ無く申し訳ないと伝えたのです。
 太田道灌に、農家の娘が黙って差し出したヤマブキは、蓑ひとつなき貧しさを山吹に例えたのです。
 この歌のヤマブキは八重咲きで、一重咲きのものには実ができます。
2012.6.2[Sat]

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