年別アーカイブ: 2021年
穏やかな高原の蓼科湖
2021年10月16日
標高1,250m、ビーナスラインの道近くの高原の湖、その周囲をカラマツや白樺の林に囲まれ、南側の暖かい陽射しの中、蓼科山や横岳の山容が湖面にくっきりと映し出される静かな湖です。 今は秋模様、鮮やかなカエデの紅葉が湖面に赤 …
車山湿原 のどかな秋の散策
2021年10月16日
群生するススキの尾花から透してみると、秋の穏やかな青空の下に男女倉山・物見石・蝶々深山・車山などの車山連峰が遠望できます。蓼科山も意外なところから顔をのぞかせています。 そろそろ、車山湿原のタカネザクラ・レンゲツツジ・ナ …
ワレモコウの花を食べる赤トンボ
2021年8月13日
小さいけれど紅色の花は、車山高原によく映えます。 日あたりのよい丘のワレモコウは、無毛の花です。 赤トンボは、それが好みなのでしょうか？ 香り優しい花に止まって、 緩やかな風にまかせながら、 ゆったりした時の流れの、 の …
ちょっとあか抜けないオオバユリ
2021年8月2日
オオウバユリは、テッポウユリに似た花を、1株にたくさん咲かせます。 薄い黄緑が混ざった淡いクリーム色の、ユリ科の花を咲かせます。 時には、広めの林間の木漏れ日に、株立ち姿のよい真っ白な花に出逢うと、 その美しさに見とれる …
オオバギボウシと秋茜
2021年7月31日
秋茜が、オオバギボウシの花の蕾の基部にとまり口を寄せています。 蜜腺は花びらの子房の内側にあります。 秋茜はほとんどの花で、花粉に触れることなく蜜を盗みます。 花にとっては迷惑な虫のようです。 特に、オオバギボウシの花は …
雨の雫！ ホタルブクロ
2021年7月30日
その名は、子どもが袋のような花にホタルを入れて楽しんだことに由来するらしいです。 英語では「ベルフラワーbellflower」、 「鐘の花」の中に蛍を閉じ込めると、その明かりが外へ透けて見える美しさ！！ 「火垂る(ほたる …
麝香が香るイブキジャコウソウ
2021年7月28日
植物から産出される揮発性の油が、芳香を放ちます。 花言葉「潔癖症」は、触られるたびにせっせとよい香りで拭いとるからでしょう。 花言葉「勇気」は、タイムと同じ花言葉、香りが勇気や活力を湧き立たせるからです。 カゼや熱、頭痛 …
アザミは自分を誰ともくらべない
2021年7月27日
アザミの数だけ花があり、花の数だけ、物語があります。 アザミは、ヨーロッパでは牧草地によく生えています。 牛や馬は、トゲを嫌い、アザミを忌避します。 美ヶ原の忌避剤散布地で、アザミが開花したそうです。 忌避剤を付着させ、 …
山晴れをさそうか秋茜
2021年7月25日
秋茜は音も無く飛び立ち、気持ちよさそうに空を泳ぎます。 米どころの米沢の田んぼで孵化した未熟な秋茜の成虫は、 夏に涼しい北の車山高原で成熟して、秋になると故郷に戻ります。
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